なぜ賞味期限25年が可能なのか?

賞味期限が3年~5年の非常食が主流の中で、合成保存料を使用せずに、常温(24度C)以下で正しく保管すれば25年間の超・長期保存を可能としている秘密は、高度なフリーズドライ加工で水分だけを極限まで(最大98%)除去している事と、脱酸素剤によって缶内の酸素を取り除き、確実な方法により缶を密封していることです。(*1)
食品が食べられなくなる(不可食化する)には、大きく2つの場合があります。一つは「腐ること」、そしてもう一つは「酸化すること」です。
腐るとは、食品中の微生物が増殖することで起こる腐敗・劣化の意で、微生物を含むあらゆる生物は水なしには生きられません。サバイバルフーズは、高度なフリーズドライ加工により、食品の形状や味、匂い、栄養バランスを保持したまま水分だけを極限にまで除去しています。フリーズドライされた料理の水分は15%、水分活性はAw0.10.5と微生物を含むあらゆる生物が増殖できないほど低い状態となります。(*2)
また、フリーズドライされた食品は、内外をコーティングされた特製のスチール缶に脱酸素剤と一緒に充填され、缶蓋をしっかりと二重巻締めするため、缶の外の酸素や水分から隔離され安定した状態におかれます。
したがって、腐らず、酸化しないので25年の保存が可能というわけです。

(*1)フリーズドライ食品は食物内の水分を取り除くので、食
   物の表面積が大きくなり、酸化の影響を
受けやすくなる。
   いかに残存酸素量を少なくでき
るかが重要。

(*2)水分活性とは、食品の水分のうち微生物が利用できる自
   由水の割合。水分活性が1に近いほど
微生物が増殖しやす
   く
なる。一般的に0.55を下回ると微生物が増殖できな
   くなる。

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